大人の競馬予想理論トレーニング

トレーニングに大切なことは継続。この「大人の競馬予想理論トレーニング」では、初歩的な競馬の考え方や回顧を基本とした、予想に最適な理論を目的意識を持って続けられるように書くつもりです。トレーニングを行う時間は予想が最も活発行われる金曜日の夜が最適です。それに向けて一日ほんの数分だけ、通勤や通学中、少し空いた時間でできるだけ続けて予想を行いましょう。

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ラップタイム理論をわかりやすく解説

   

競馬で馬券の予想をする際、レース展開の要素を加えることも非常に大事になります。

あきらかに先行馬が少ないと感じるレースでは、高い確率でレースはスローペースとなり、逃げ馬が断然有利で差し馬が不利になるケースが多いのです。

こういった展開を軸に馬券を検討する理論はラップタイム理論とも言われます。

ラップタイム理論とは

コンピューターを駆使したシミュレーションでハロンごとの通過タイムを予測し、どの馬が展開的に有利かなどを考えて馬券を組み立てる理論です。ただし、競馬の出走馬にはいろんなタイプがいますので、予想も一筋縄でいかないことも多いです。

例えば逃げ馬が4頭ほど揃った場合、ゲートが開くとすぐにその4頭がハナを争い、前半に脚を使いすぎで総崩れになると予想しがちです。しかし予想外にその4頭が競り合いをせず、結局前に行った逃げ馬が上位を独占してしまうというケースも珍しくありません。

ラップタイム理論から考える馬券妙味

馬券的な妙味がある考え方としては、前走のレースで激しいペースに巻き込まれて先行しながら、そこそこ上位に残った馬が狙い目となります。

ハイペースの2番手を進み、ほかの先行した馬はいずれも直線でバテて大敗したようなレースでただ1頭掲示板に乗ってそこそこ好走した馬は、次のレースで先行馬がさほど多くない場合、好走する可能性は高いと言えるのです。

また、このタイプの馬はさほど人気にはなりません。そこそこ頑張ったとはいえ、3着や2着に来ていないために専門紙やスポーツ新聞の記者もなかなか重い印は打ちづらいのです。

馬券妙味は人気薄の逃げ・先行馬

要するに人気薄の逃げ、先行馬となる可能性が高いわけで、騎乗する騎手も人気がない分気楽に騎乗できるわけです。

人気の差し・追い込み馬もラップタイム理論から取捨選択

人気馬の差し、追い込み馬を馬券の対象にするかどうかもラップタイム理論からアプローチができます。

差しや追い込みは、綺麗にはまった時は軸に鮮やかに見えるものです。しかしじっくりレースの通過ラップを見てみると、先行馬が総崩れで最後の1ハロンが非常にかかったレースというのがあるものです。

注意すべきは「前がバテて差せた」レース

要するに先行馬の脚が最後に止まっている訳です。そしてここで好走した追い込み馬はそのイメージからそこそこ人気になりますが、これが危険な要素になります。

2走連続して同じようなハイペースで先行馬が総崩れになるとは限りませんので、他の出走馬の脚質をじっくり見ることがベターです。そして分析の結果平均ペース程度に流れそうだと考えた場合、ここでは人気の差し、追い込み馬を買うことを避けることも馬券作戦の一つといえます。