大人の競馬予想理論トレーニング

トレーニングに大切なことは継続。この「大人の競馬予想理論トレーニング」では、初歩的な競馬の考え方や回顧を基本とした、予想に最適な理論を目的意識を持って続けられるように書くつもりです。トレーニングを行う時間は予想が最も活発行われる金曜日の夜が最適です。それに向けて一日ほんの数分だけ、通勤や通学中、少し空いた時間でできるだけ続けて予想を行いましょう。

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指数理論をわかりやすく解説

   

近年の競馬の予想においては、走破時計を基にして数値化したスピード指数理論が当たり前のように使われる時代となってきています。

異なるレースの成績でも馬の比較が可能

このタイム系のスピード指数理論は最初にアメリカで作られた歴史があります。レースにおける各馬の走破時計を数値化することで、違う距離を走った馬でも潜在能力の比較が可能となりました。このアメリカで誕生したスピード指数理論を日本流にアレンジを加えたものが、西田式スピード指数です。

日本で進化した指数理論

西田式スピード指数は各競馬場の馬場によるタイム差をスピード指数の算出に加えることで、より競走馬の比較が簡単にできるようになっています。各競馬場でのタイムは芝では雨が降って馬場が重くなると、時計が掛かることになってきます。

しかし、西田式スピード指数では馬場の状態によるタイム差を、本来の走破時計から補正をしてスピード指数を算出しています。

その結果として、同じ競馬場の開催日が異なる馬場のレースでも、客観的に指数だけによる比較が可能になっています。

西田式スピード指数の特徴

西田式スピード指数では距離ごとに距離係数を掛けることで、単純にスピード指数だけの比較ができるようになっています。

1600mのレースの距離係数を1として、1200mでは1.4、2400mでは0.7などとしています。このように距離係数を掛けることで、違う距離を使った馬どうしの指数だけによる比較が可能になっています。

さらに西田式スピード指数では競馬場ごとにも、基準タイムを設けている特徴があります。全国のコースでは同じ距離であっても、コース形態や坂の勾配の違いなどによって基準タイムが異なってきます。

そこで、過去の500万と1000万条件のレース結果から基準タイムを算出するようにしています。この基準タイムを活用してスピード指数を算出することで、コースが違っても客観的なスピード指数が算出できるようになっています。

指数理論をベースに展開など考慮して予想の精度を上げる

このように計算をした結果として、各馬の過去5走などのスピード指数から今回のレースの予想を組み立てることができるのが、スピード指数理論ということになります。

しかし、スピード指数理論では単純に数値が大きい馬だけを狙う訳ではない点に注意をする必要があります。レースでは展開や騎手の判断などによって、着順は大きく左右される面が出てくるからです。

したがって、スピード指数を用いた予想では、各馬の指数を頭に置きながらもレース展開や騎手の乗り替わり、馬場の状態などの様々なファクターを考慮して組み立てていくことが大事となってきます。